特長
- 初段FET保護回路を備えつつ、低ノイズです。
- 広い温度範囲(0-50℃)において信号出力は低オフセット電圧を維持します。
- 過電圧保護、過電流保護、高温保護を備えており、安全にご使用いただけます。
測定例
こちらをご覧ください。
C101AおよびC102Aの主な仕様
(1) チャージアンプ部
項目 | 仕様 | 条件など |
減衰時定数 | 0.7 ms (1GΩ // 0.7 pF) | – |
検出器接続コネクタ | BNC-J (C101A) BNC-P (C102A) | – |
入力結合方式 | AC | – |
(2) 微分回路
項目 | 仕様 | 条件など |
時定数 | 48 μs | – |
ポールゼロキャンセル(PZC) | あり、抵抗差替え式 | ユーザでの交換はサポート外 |
(3) 出力バッファ
項目 | 仕様 | 条件など |
オフセット電圧 | ± 5 mV以内 | 0 ℃ – 50 ℃ |
出力インピーダンス | 51 Ω | – |
(4) 雑音特性
項目 | 仕様 | 条件など |
負荷 0 pF | 1.3 keV以下 | 25℃, Si検出器換算 88 keV, 波形整形時定数: 2 μs |
負荷 100 pF | 2.5 keV以下 | 同上 |
(5) 応答特性
項目 | 仕様 | 条件など |
入力に対する極性 | 反転 | – |
電荷感度 | 約 -11 mV / fC | – |
ライズタイム | 50 ns 以下 | 10 % to 90 %, 負荷 100 pF |
(6) 検出器バイアス入力
項目 | 仕様 | 条件など |
バイアス抵抗 | 1 GΩ | – |
印加可能電圧 | ± 500 V 以内 | – |
内部フィルタ時定数 | 10 ms (1 MΩ、0.01 μF) |
(7) テストパルス入力
項目 | 仕様 | 条件など |
結合キャパシタ | 0.5 pF | – |
入力インピーダンス | 51 Ω | – |
(8) 保護デバイス等
項目 | 仕様 | 条件など |
入力段FET保護 | 過電圧保護回路 | – |
電源入力±12V過電流保護 | 自己復帰型ヒューズ | 動作電流:300mA |
高温保護 | 内部約65℃にてアンプOFF、温度降下時に自動復帰 | – |
(9) 外部接続コネクタ
項目 | 仕様 | 条件など |
形式 | D-Sub 9ピンオス | – |
ピン割り当て | Pin#1: GND Pin#2: GND Pin#3: 信号出力 Pin#4: +12V入力 Pin#5: 検出器バイアス電圧入力(± 500 V 以内) Pin#6: オフセットコントローラ通信受信 Pin#7: オフセットコントローラ通信送信 Pin#8: テストパルス入力 Pin#9: -12V入力 | Pin#6および Pin#7は設定 時のみ外部 と接続 |
(10) 電源
項目 | 仕様 | 条件など |
定格電源電圧・電流 | DC +12V 40 mA, DC -12V 25 mA | 電源電圧範囲:±5%以内 |
(11) 使用環境条件
項目 | 仕様 | 条件など |
周囲温度・湿度 | 0 ℃ – 50 ℃, 80 %RH以下 | – |
使用場所 | 屋内 | – |
(12) 寸法・重量
項目 | 仕様 | 条件など |
外形寸法 | 40 mm x 20 mm x 101 mm (コネクタ除く) | – |
質量 | 約 107 g (C101A)、約 115 g (C102A) | 代表値 |